『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
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 他のブログを見ていて、気づいたのは
どうやら、このブログは、一回あたりの記事が長すぎるということ。

 自分は「映像世代」ではなく「活字世代」なので
どうしても画像ではなく、文字で説明しようとしすぎるようです。

 ということで、今回からは、一日あたりの文章をへらし、
そのかわり、書こうと思っていることを、何回かに分けて書くことに挑戦してみます。


 で、本題はここから。

 自分で言うのもヘンですが、私は「活字世代」と書いたわりには
結構、テレビドラマを見ている方かもしれません。

 そして、いま、お気に入りなのは「タイガー&ドラゴン」
 話数によって差はありますが、笑いだけでなく、時には涙を誘われたりもして、
なかなか良く出来たドラマだと思います。
 (前作の「マンハッタン・ラブストーリー」では、ものすごく笑わされました)


 そんな私が、この10年間に見たテレビシリーズの中で、いちばん好きなのが、
「カウボーイビバップ」というアニメーションのシリーズ。

 ということで、この続きは、また次回に。

(「続き」を読むときには、画面右上の「次の記事へ」をクリックしてくださいね)

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 しばらく続けてきた「ウルトラシリーズ」関連記事も、ひとまず今回で一段落。


 ということで、今日のタイトルは 「さらばウルトラマン」

 もちろん初代「ウルトラマン」の、最終回の放映タイトルです。


 私が初めてその放送を見たのは、おそらく小学校中学年あたり。

 夏休みか何かで、母方の実家に滞在していて、たまたま再放送されていた最終回に
出会ったときのことだったと記憶しています。


 なぜ、そこまで詳細に覚えているのかといえば、小学生の私にとって、この番組は、あまりにも衝撃的だったから。

 いまでこそ、主人公の死によって締めくくられる番組は、それほどめずらしくはないものでしょう。

 しかし小学生だった私にとっては、ヒーローの死、ましてや、無敵だと思っていたウルトラマンが
ゼットンに負けて死んでしまうという展開は、まさに驚愕以外の何ものでもありませんでした。

 焦燥と不安と興奮との入り混じった、その感覚を思い出すと、いまでも胃の底のあたりがジーンとするくらいで、
はやりの言葉でいえば、一種の「トラウマ体験」と呼んでもいいのかもしれません。


 実は、このほかにも、ウルトラシリーズでは、たとえば
「スノーゴン」という怪獣に「新マン」がバラバラにされるといった
現在では絶対に作られることがないであろう衝撃的な場面が、しばしば描かれています。

 しかし、そうしたシーンを見たからといって、当時の子供が残虐な行為に走ったということは
特になかったように思うのですが・・・


 それはともかくとして、今回ご紹介するのは、メディコム・トイ「RAH」シリーズより「ウルトラマン・Aタイプ」

 最終回に登場したのは、もちろん、「君にも見える!ウルトラの星」の回でも触れた、「Cタイプ」のウルトラマン。

 いまでは、ウルトラマンといえば、この「Cタイプ」のマスクを思い浮かべる人も多いでしょうし、
私自身も子供の頃は「Aタイプ」の顔は、何となく怖い感じがしていたのですが、
年を経るにしたがって、いつのまにか、ウルトラマンといえば
「Aタイプ」と思うようになってきたのですから、不思議なものです。


 ちなみに、メディコムのウルトラマン人形は、顔には「100点」を付けても良いと思うのですが、
上腕がやや太すぎるのと、独特の体型を再現するために入れた「インナーバスト・パーツ」のおかげで
ちょっと「なで肩」気味である点を引くと、総合で「80点」といったところでしょうか。

 あとは、銀色のスーツ生地が、かつてのRAH「キカイダー」や「キカイダー01」を
彷彿(ほうふつ)とさせるものなのですが、それらは塗料の剥離がひどいことで有名な製品だったので、
ウルトラマンも、やがてボロボロになってしまうのではないかという点が、最大の心配ではあります。

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 書いた記事がたまって、どんどん見づらくなってきたので、ブログのトップページを新しくしてみました。

 ほかの方はどんな感じにしているのかと、いくつかのブログをまわってみたのですが、
人によって、ブログ画面もずいぶんちがうものですね。

 中には、どうしたらそんなふうに表示できるのか、まったくわからないページもあって、
ブログ世界はなかなか奥が深いです。


 ところで、今日のテーマは「帰ってきたウルトラマン」

 「ウルトラマン」を「怪獣ドラマ」、「ウルトラセブン」を「SFドラマ」とするなら、
「帰ってきたウルトラマン」は、やはり「人間ドラマ」ということになるでしょうか。

 特に「第1クール」と呼ばれる最初の13話は、恋あり、涙あり、葛藤あり、スポ根あり、
さらには人生の先達(岸田森、演ずる坂田健)の渋いセリフや、MAT隊員同士の嫉妬まであって、
それまでの「怪獣番組」から、さらに一歩、先に進んだ感さえあったのでした。

 視聴率が予想外に低迷した結果、大人向けに近いこうした内容はその後、全面的に見直され、
後半のストーリーは対象年齢をやや下げたものになっていくのですが、
それでも、この「帰ってきたウルトラマン」には、後年、「傑作」と呼ばれることになる
いくつものエピソードがちりばめられているのは、知る人ぞ知るところでしょう。

 「平成ウルトラシリーズ」のファンなら、「ティガ」=「セブン」、「ダイナ」=「マン」、「ガイア」=「新マン」と考えれば
それぞれのシリーズの雰囲気も、つかみやすいかもしれません。
(でもやはり、「恋」という観点から見ると、「ティガ」=「セブン」+「新マン」かも)


 ということで、今日取り上げるのは、タカラ「正義の味方」シリーズより「帰ってきたウルトラマン」

 曖昧な記憶で申し訳ありませんが、たしかこの「正義の味方」人形は、
岸田森自身が脚本を書いた「光怪獣プリズ魔」の回の中でも、
怪獣の内部に閉じ込められた(侵入した?)「新マン」として
ミニチュア撮影に使われたのではなかったかと思います。


 ただし、画像の人形は、ご覧のとおり、とても状態が悪いもの。

 どなたか、赤い模様の部分の色は落とさずに、白い部分(本当は銀色だったのですが)だけをきれいにする方法を御存知の方は、いらっしゃらないでしょうか。

ここは、さまざまな 「おもちゃ」 にまつわる
「役に立たない?ミニ情報」 や 「ひとりよがり!な採点評価」 などを
思いつくままに、書きつづったページです。

ホームページ更新情報

『変身サイボーグ記念館』 ホームページ
http://henshincyborg.g2.xrea.com/
は、タカラの 『変身サイボーグ』 シリーズと
12インチの 「キャラクター・アクションフィギュア」 にまつわるページです。

HP最終更新 : 2019年6月16日

2019年2月4日
*Yahooジオシティーズのサービス終了にともない
XREAサイトにホームページを移転しました。

2019年2月19日
平成版&復刻版「サイボーグ」「ワルダー」等の各記事、追加しました。

2019年4月25日
変身サイボーグシリーズ「雑誌広告」展示室、追加しました。

2019年6月1日
変身サイボーグシリーズ「全アイテムリスト」、「サイトマップ」等、追加しました。

2019年6月16日
「変身セット展示室」、各「変身セット」の画像と説明を追加しました。




勝手に「ベスト3!」

自分で勝手に選んだ、これまでの 「お気に入り記事 ・ 自己ベスト (ワースト?) 3」 です。
ランキングは、気まぐれで入れかわるかもしれません。

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おもちゃ関連記事

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「ウルトラ」シリーズ 特集





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 久しぶりのブログなので、今回は話題を変えて、「変身サイボーグ」と「ミクロマン」について。

 最近は「新ミクロマン」シリーズが元気一杯で、玩具店の棚には、色とりどりの新しい「ミクロマン」たちが並んでいます。

 これだけたくさんの新製品が発売されるところを見ると、新シリーズはかなりの成功を収めているのでしょうが、「変身サイボーグ」ファンとしては、「ミクロマン」ばかりが人気者になるのは、すこし寂しい気がしないわけではありません。

 サイボーグもミクロマンも、同じタカラのSF玩具シリーズなのだから、どちらもたいして変わらないではないか、という声も聞こえてきそうですが、サイボーグとミクロマンでは、それぞれのファン層が、実は微妙に違うようにも思うのです。

 変身サイボーグがブームを呼んだのは、ほんの2~3年だったのに対して、ミクロマン・シリーズは20~30年もの間、新製品の発表が続いてきました。
 もちろん、両方ともに好きだという人もたくさんいるのでしょうが、そうした結果、サイボーグファンは、どちらかといえば「狭く深く」なる一方で、ミクロマンのファンは「すそ野が広く、世代的にもかなりの幅がある」ように思えるのです。


 私自身は完全な「サイボーグ世代」で、子供の頃には、ミクロマンにはそれほど興味はなかったのですが、にもかかわらず、この両者には、心にくいばかりの共通設定があるのも、また事実です。

 たとえば、「ロボットマン」(写真は復刻版)は、胸にミクロマンを搭載できる、ミクロマンシリーズの一品として販売されたものでした。
 しかし、このロボットマンの腕は、サイボーグシリーズの「サイボーグジャガー」などにも付けることができますし、なにより、ロボットマンの頭脳は、サイボーグ1号の脳の一部をクローン培養(!)して作り上げたものとされているのです。

 いろいろなファン層を取り込もうという、巧みな商法だといえばそれまでかもしれませんが、こうしてまた今日も、サイボーグファンの財布のヒモは、タカラによって、ゆるめられてしまうのでした。

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 「ウルトラQ」「マン」「セブン」までのウルトラシリーズで育った子供たちを「ウルトラ第1世代」とするなら、「帰ってきたウルトラマン」でウルトラシリーズに親しみ始めた子供たちは「ウルトラ第2世代」と言ってもよいでしょう。

 私にとって、初めてリアルタイムで見た記憶があるのは、実は「帰ってきたウルトラマン」。
「マン」や「セブン」は後になってから、再放送を通じて見るようになったというのが本当のところです。

 どのシリーズで、初めて「ウルトラマン」に親しむようになったのかは重要なところで、自分が理想とする「ウルトラマン」のあり方は、最初に出会ったウルトラシリーズにかなり影響を受けるのではないでしょうか。

「帰ってきたウルトラマン」がどういうシリーズであったのかは、あちこちに書かれているので、ここでは詳しくは触れません。
 しかし、自分にとっての理想の怪獣が「レッドキング」でも「キングジョー」でもなく、画面に登場してからわずか数分であっけなくやられてしまった「アーストロン」であるなら、その人は、まぎれもない「ウルトラ第2世代」と断言してもさしつかえはないでしょう。


 というわけで、今日ご紹介するのは(アーストロンではなく)、タカラ「正義の味方」シリーズの「MAT隊員」。

 「正義の味方」は、「変身サイボーグ」に先行して発売されたシリーズで、衣装の作りもむしろ豪華であるため、ショップでは「サイボーグ」の「変身セット」よりも高い売値で並んでいることが多いようです。

 ただし、写真の「MAT隊員」だけは、なぜかあまり人気がなく、「サイボーグ」シリーズの「MAT隊員」(これはかなりのプレミア品)よりも手に入れやすいのが、ありがたいところ。

 顔は「正義の味方」シリーズの人形に共通するもので、新マンに変身する「郷秀樹隊員」にはほとんど似ていませんが、隊員服などは、当時としてはかなり良く出来た商品だったのではないでしょうか。

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 初代「ウルトラマン」については、まだまだ書きたいこともありますが、続きはまた後日ということで、今回は「ウルトラマン・ティガ」について。

 「ティガ」の放送時間は、たしか土曜日の夕方だったと思います。

 そのせいもあって、放映当初は、うかつにも新しい「ウルトラマン」シリーズが始まったことに気がつかず、番組を初めて見たのは、放送が始まってから、かなりの時間が経ってからのことでした。
 途中から見出したせいで、最初は登場人物の関係や設定がよくわからず、戸惑いながら見ていたのを覚えています。

 しかし、それらが徐々にわかってくると、番組がどんどん面白く感じられるではありませんか。

 昭和のウルトラシリーズは、後期に近づくにしたがって設定が「お子様向け」になり、実は「タロウ」~「レオ」の頃にはあまり見なくなってしまいました。
 もちろん当時は、自分もお子様だったのですが、それはさておくとして、平成になって復活した「ウルトラマン」=「ティガ」には、「セブン」や「新マン」の頃のような、まじめで、ちょっと大人びた雰囲気さえ漂っているではありませんか。

 後になってから知ったところによると、「ティガ」には、子供時代、ウルトラシリーズを見て育ったかつてのウルトラ少年&少女達が、作り手として多く関わっていたとのこと。
 多分、彼らには、十数年ぶりで復活したウルトラマンのテレビシリーズを、自分達が理想とするものにしたいという、熱い想いがあったのでしょう。

 そのおかげで「ティガ」は、ウルトラシリーズの中でも屈指の名作となり、結果として、バンダイ・ウルトラの星計画シリーズ「ウルトラマンティガ」(写真)という、優れたフィギュアをも生みだすことになったのでした。

 前にも少し書きましたが、このシリーズ、バンダイから販売された「おもちゃ」とは思えないくらいに、造形も、目やカラータイマーの発光機構も、よく出来ています。

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 科特隊やウルトラ警備隊員のことばかり取り上げて、肝心のウルトラマンはどうなったんだ、という声が聞こえてきそうなので、今回は「ウルトラマン」について。

 と言っても、いまさらウルトラマンについて説明する必要はないでしょうから、ここでは「ウルトラマン人形」について書いてみます。

 「ウルトラマン」のおもちゃは放映当初から数え切れないくらい作られてきましたが、このブログのテーマである「12インチ・アクションフィギュア」という点で印象深いのは、やはり「変身サイボーグ」の「ウルトラマン・変身セット」ではないでしょうか。

 「変身サイボーグ」シリーズが発売されたのは「帰ってきたウルトラマン」の放映時期で、すでに「ウルトラマン」は何年か前の作品になっていました。
 しかし「帰ってきたウルトラマン」を手に入れたら、次は「マン」「セブン」と欲しくなるのが子供の心理。
 そして、そんな子供心につけこむ(?)かのように作られたのが「ウルトラマン・変身セット」ということになるのでしょう。

 けれど当時の子供は、いまほど甘くは育てられていませんでした。
 すでに「帰ってきたウルトラマン」を持っているのに、さらに「マン」「セブン」、ましてや「ゾフィー」まで買ってもらえたのは、ごく一部の「お坊っちゃん」だけであったにちがいありません。


 そんなこんなで、子供の頃、欲しかった「ウルトラマン人形」を買ってもらえずに悔しい思いをした、かつての少年たちに向けて、平成の時代に発売されたのが、バンダイ「ウルトラの星計画」の一点である「ウルトラマンCタイプ」(写真)。

 「ウルトラの星計画」は、バンダイと海洋堂、それに雑誌ホビー・ジャパンが共同で企画しただけに、高水準の造形だけではなく、目やカラータイマーが光り、また点滅するというギミックまで盛り込まれた、贅沢なフィギュア・シリーズでした。

 ただ、その贅沢さが仇(あだ)となって、価格が上がり、そのために売れ行きがいまひとつだったのか(それともバンダイと海洋堂とがしっくり行かなかったのか)、「ティガ」「マン」と来て当然、次は「セブン」を期待していたファンの希望は結局、かなえられることなく、第2弾まででシリーズは終了してしまうことになったのでした。

 フィギュアとして見れば、もちろんこの「ウルトラマンCタイプ」は、かなりの水準に達しています。

 素体が「ティガ」用に開発された細身のものであるために、胴や腕まわりが若干ダブつき気味であることや、スーツのビニール生地と塗料との相性が悪く、銀色の塗装がすぐに剥がれてきてしまうことなどの問題点がないわけではありませんが、それはむしろ贅沢な悩み。

 イベント等で限定で販売された「ウルトラマンBタイプ」とくらべてみても、この「Cタイプ」の方が、ずっと良い「顔」をしていますよ。
(マスクが左右非対称であるのが、ほんの少しだけ、気にはなりますが・・・)

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 「ウルトラシリーズ」最初のヒロインと言えば、やはり桜井浩子さん。

 「ウルトラQ」ではカメラマンの江戸川由利子を演じていますが、やはりウルトラ世代の人たちにとっては「ウルトラマン」の「フジ・アキコ隊員」の印象が強いのではないでしょうか。
 彼女の存在なくしては、現在まで続く「特撮ヒロイン」の伝統はおそらくなかったことでしょう。

 しかも、桜井さんは円谷プロに所属しているだけに、その後、しばしば円谷関連の特撮番組にも出演しているほか、最近では「ウルトラマン青春記」「ウルトラマン創世記」といった「ウルトラシリーズ」開始当時を振り返った貴重なドキュメントも出版されています。
 また昨日、取り上げた黒部進さんとともに、「ウルトラマン」シリーズの最新作にも出演される予定とか。

 まさに桜井さんは、ウルトラシリーズをつなぐ女性(ひと)と言っても過言ではないでしょう。


 ということで、今回紹介するのは、タカラ「クールガール」シリーズの一点「フジ・アキコ隊員」。

 先日取り上げた「アンヌ隊員」と同じく、顔はクールガール・シリーズを意識したものとなっていますが、「フジ隊員」の特徴と「クールガール風味」とが、むしろ「アンヌ隊員」の場合よりも、好い具合に溶け合っているような気がします。

 欠点と言えば、放っておくと、人形の髪の毛(ドールヘア)がどんどん広がって、寝起きのときの爆発ヘアのようになってしまうこと。
 しかしその点は、ヘルメットをかぶらせれば、十分にカバーできるでしょう。

 なお写真右側は、メディコムRAH「ハヤタ隊員」のボディに、同じくメディコムの「立花藤兵衛」フィギュアのヘッドを乗せてみたもの。
 ちょっと体型がスマートすぎるかもしれませんが、何となくムラマツ・キャップっぽく見えるのではないでしょうか。

 ただし頭が大きすぎて、ヘルメットはかぶれないので、要注意です。

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 「ウルトラセブン」については自慢話まで書いてしまったので、今日は話題を変えて、「ウルトラマン」について。

 「ウルトラマン」は、言うまでもなく、すべての「ウルトラマン・シリーズ」の原型となったテレビシリーズでした。
(「ウルトラ・シリーズ」ということで言えば、その前に「ウルトラQ」がありましたが)

 怪獣対巨大超人の格闘、超人に変身する等身大の主人公、科学の粋を集めた地球防衛隊と魅力あるメカニック、画面を彩るヒロインの防衛隊員、といった現在まで受け継がれている多くの要素は、すべて、この「ウルトラマン」によって確立されたといっても過言ではありません。


 放送開始直後から、そんな「ウルトラマン」は大変な人気を集め、ウルトラマンや怪獣など、たくさんのおもちゃが発売されることになりました。

 主人公である「ハヤタ隊員」の人形も、もちろんその中には含まれていましたが、それらはソフトビニール(ソフビ)製の人形が中心であって、私がおもに集めている「12インチ・アクションフィギュア」となると、近年まで、良いものはなかなか作られてはきませんでした。
 「変身サイボーグ」シリーズにも、「セブン」や「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」の隊員服はラインナップされていたのですが、残念ながら「ウルトラマン」の「科特隊」隊員服は含まれてはいなかったのです。


 ところが最近になって、ウルトラシリーズの「元祖ヒーロー」とでも呼ぶべき「ハヤタ隊員」が、相次いで商品化されることになりました。

 ひとつは「モロボシ・ダン」フィギュアを発売して話題を呼んだ、ファイブスター・トイの「ハヤタ隊員」。
 そしてもうひとつは、メディコム・トイの「RAHシリーズ」の一点としての「ハヤタ」でした。

 ほぼ同じ時期に商品化が発表されただけに、どちらを購入するか大いに悩んだのですが、結局、顔が実物により近かった(顔の似方は80点)メディコムのもの(写真)を選んでしまったという次第。
 ファイブスターの方は小物が充実している上に、初回版には青い「科特隊ブレザー」までついていたのですが、やはり「人形は顔が命」なので。

 それにしても、あの「青いブレザー」だけでも譲ってくれる人は、誰かいないものでしょうか。

 ちなみに、ハヤタを演じた黒部進さんの娘である吉本多香美さんが、「ウルトラマン・ティガ」のヒロイン・レナ隊員を演じることになったのは有名なお話。
 なお黒部さんは、次のウルトラシリーズ「ウルトラマン・マックス」にも出演の御予定だとか。

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