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 「ウルトラセブン」については自慢話まで書いてしまったので、今日は話題を変えて、「ウルトラマン」について。

 「ウルトラマン」は、言うまでもなく、すべての「ウルトラマン・シリーズ」の原型となったテレビシリーズでした。
(「ウルトラ・シリーズ」ということで言えば、その前に「ウルトラQ」がありましたが)

 怪獣対巨大超人の格闘、超人に変身する等身大の主人公、科学の粋を集めた地球防衛隊と魅力あるメカニック、画面を彩るヒロインの防衛隊員、といった現在まで受け継がれている多くの要素は、すべて、この「ウルトラマン」によって確立されたといっても過言ではありません。


 放送開始直後から、そんな「ウルトラマン」は大変な人気を集め、ウルトラマンや怪獣など、たくさんのおもちゃが発売されることになりました。

 主人公である「ハヤタ隊員」の人形も、もちろんその中には含まれていましたが、それらはソフトビニール(ソフビ)製の人形が中心であって、私がおもに集めている「12インチ・アクションフィギュア」となると、近年まで、良いものはなかなか作られてはきませんでした。
 「変身サイボーグ」シリーズにも、「セブン」や「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」の隊員服はラインナップされていたのですが、残念ながら「ウルトラマン」の「科特隊」隊員服は含まれてはいなかったのです。


 ところが最近になって、ウルトラシリーズの「元祖ヒーロー」とでも呼ぶべき「ハヤタ隊員」が、相次いで商品化されることになりました。

 ひとつは「モロボシ・ダン」フィギュアを発売して話題を呼んだ、ファイブスター・トイの「ハヤタ隊員」。
 そしてもうひとつは、メディコム・トイの「RAHシリーズ」の一点としての「ハヤタ」でした。

 ほぼ同じ時期に商品化が発表されただけに、どちらを購入するか大いに悩んだのですが、結局、顔が実物により近かった(顔の似方は80点)メディコムのもの(写真)を選んでしまったという次第。
 ファイブスターの方は小物が充実している上に、初回版には青い「科特隊ブレザー」までついていたのですが、やはり「人形は顔が命」なので。

 それにしても、あの「青いブレザー」だけでも譲ってくれる人は、誰かいないものでしょうか。

 ちなみに、ハヤタを演じた黒部進さんの娘である吉本多香美さんが、「ウルトラマン・ティガ」のヒロイン・レナ隊員を演じることになったのは有名なお話。
 なお黒部さんは、次のウルトラシリーズ「ウルトラマン・マックス」にも出演の御予定だとか。