イメージ 1

 書いた記事がたまって、どんどん見づらくなってきたので、ブログのトップページを新しくしてみました。

 ほかの方はどんな感じにしているのかと、いくつかのブログをまわってみたのですが、
人によって、ブログ画面もずいぶんちがうものですね。

 中には、どうしたらそんなふうに表示できるのか、まったくわからないページもあって、
ブログ世界はなかなか奥が深いです。


 ところで、今日のテーマは「帰ってきたウルトラマン」

 「ウルトラマン」を「怪獣ドラマ」、「ウルトラセブン」を「SFドラマ」とするなら、
「帰ってきたウルトラマン」は、やはり「人間ドラマ」ということになるでしょうか。

 特に「第1クール」と呼ばれる最初の13話は、恋あり、涙あり、葛藤あり、スポ根あり、
さらには人生の先達(岸田森、演ずる坂田健)の渋いセリフや、MAT隊員同士の嫉妬まであって、
それまでの「怪獣番組」から、さらに一歩、先に進んだ感さえあったのでした。

 視聴率が予想外に低迷した結果、大人向けに近いこうした内容はその後、全面的に見直され、
後半のストーリーは対象年齢をやや下げたものになっていくのですが、
それでも、この「帰ってきたウルトラマン」には、後年、「傑作」と呼ばれることになる
いくつものエピソードがちりばめられているのは、知る人ぞ知るところでしょう。

 「平成ウルトラシリーズ」のファンなら、「ティガ」=「セブン」、「ダイナ」=「マン」、「ガイア」=「新マン」と考えれば
それぞれのシリーズの雰囲気も、つかみやすいかもしれません。
(でもやはり、「恋」という観点から見ると、「ティガ」=「セブン」+「新マン」かも)


 ということで、今日取り上げるのは、タカラ「正義の味方」シリーズより「帰ってきたウルトラマン」

 曖昧な記憶で申し訳ありませんが、たしかこの「正義の味方」人形は、
岸田森自身が脚本を書いた「光怪獣プリズ魔」の回の中でも、
怪獣の内部に閉じ込められた(侵入した?)「新マン」として
ミニチュア撮影に使われたのではなかったかと思います。


 ただし、画像の人形は、ご覧のとおり、とても状態が悪いもの。

 どなたか、赤い模様の部分の色は落とさずに、白い部分(本当は銀色だったのですが)だけをきれいにする方法を御存知の方は、いらっしゃらないでしょうか。