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 またしても、昨日の記事からの続きです。

 今回は「カウボーイビバップ」の、個人的なお気に入りシーンを、思いつくままにピックアップしてみます。


SESSION#10「ガニメデ慕情」

 ジェットがアリサの店に向かう場面に挿入された、ガニメデの港町の描写。
 この時代の、この星の雰囲気が伝わる、丁寧に描き込まれたシークエンスでした。


SESSION#13「ジュピター・ジャズ(後編)」

 エンディングの場面が、そのまま星空へとつながり、「SPACE LION」の音楽が流れてくるシーン。
 最終回のラストとも呼応する、アニメーション史上に残る屈指の名エンディングと言ってもよいでしょう。


SESSION#15「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」

 ラストシーン近く、眉毛を描かれたアインのアップ。


SESSION#17「マッシュルーム・サンバ」

 ヤバ・キノコを食べたアインの「キノコ・ステップ」


SESSION#18「スピーク・ライク・ア・チャイルド」

 ビデオの中で、少女時代のフェイが「フレー、フレー、あたし!」と応援するシーン。
 セリフは限りなくクサかったものの、おじさん&おばさん視聴者は感涙。


SESSION#20「道化師の鎮魂歌」

 どの場面というわけではありませんが、当時最先端のデジタル処理&CG画面には
感嘆させられたものでした。


SESSION#22「カウボーイ・ファンク」

 ヒッピー・スタイルで「ラブ&ピース」のポーズを決めるジェットも印象的でしたが、
スパイクの双生児のようなスペースカウボーイ、アンディーのキャラクターも強烈でした。


SESSION#24「ハード・ラック・ウーマン」

 エドとともにビバップ号を離れるアインが、いったん船に戻りかけて、また去っていくシーン。
 自らコーギーを飼っている作画監督・川元氏の意見で、追加された場面だとか。


SESSION#26「ザ・リアル・フォークブルース(後編)」

 ジェットの作った、肉なしチンジャオロースーを食べるスパイク。それを黙って見つめるジェット。

 そして、スパイクの「バーン」から続く、ラストシーン。
 こんなラストシーンを描いたあとで、再び「劇場版」を作ったスタッフの根性には脱帽します。


 こうして振り返ってみると、やはりシリーズの後半に印象的なシーンが多いようですね。

 みなさんにもそれぞれ、お気に入りの場面があると思いますが、
これほど素晴らしいシリーズを残してくれたスタッフに、深く感謝したいと思います。


*画像は、バンダイのプラモデル「ソードフィッシュⅡ」

 なお、次回は番外編、ビバップの「関連玩具」について。