こんにちは!

今日は、前回 からの続きで、「サントロペのお菓子」編です。


私がサントロペに惹かれたのには、この地域の有名なケーキの存在が深く関係しています。

その名は、ずばり ”La Tarte Tropezienne”!

写真をお見せできないのが残念ですが、とにかく素朴で
それほど甘くもなく、上品で美味しいのです。

特にカスタードクリーム・マニアにはたまりません。

日本ではオリジナルに忠実なものは見かけたことがないのですが・・・あればぜひ一度、食してみたいです。
(どなたかご存知の方、連絡お待ちします!)


口では説明しにくいのですが、
日本で売っている、固いタルト生地(パイやクッキー生地)とはちがって
雰囲気的にはむしろブリオッシュを、もっと柔らかくした生地とでも言いましょうか。

それをショートケーキのように、真ん中で切って、
カスタードクリームと生クリームをたして2で割ったようなクリームを
サンドしただけのシンプルなケーキです。

お店にもよりますが、風味付けにオレンジ水が入っている事も多いようです。

たいていは上にパール・シュガー?を振ってあって
そのカリカリの触感もまた、たまりませんっ!


フランス中でも手に入るのは、ほぼこの地域だけなので、
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ御賞味あれ!


一番有名なのは ”La Tarte Tropezienne”(Cogolinに在り)っていう
お菓子と同じ名前のお店なのですが、
私が食べたものは、残念ながらどこのお店のものだったのか、わかりません。
(友人の叔母さんが用意してくれたものなので・・・)


ただ、このあたりではどこのケーキ屋(パン屋?)でも手に入るそうなので
安心して出かけてみてくださいネ。


★雑学
このタルトは昔から南仏にあったお菓子ではなく
ポーランド出身のパン屋さんが、母国の味として売り出したものが広まったのだそうです。

でもいまや、サントロペとは切り離せなくなったお菓子で、
La Tarte Tropezienne = サントロペのタルト
まさに打ってつけのネーミングですネ。

ちなみに名付け親は「B.B.(ブリジット・バルドー)」さんだとか・・・?