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 前回 で型紙の印刷は終わったので、
いよいよ今日から、「ハウルの動く城」ペーパークラフトの組み立て開始です。


1・準備


「組み立てガイド」には、「カッター」と「木工用ボンド」を用意しろ、と書いてありますが、
私の場合は「ハサミ」と、「スティックのり(ピット)」を使います。

 理由は簡単で、ハサミの方が使い勝手が良いし
スティックのりの方が、速く乾くから。

 このほか、穴の切り抜き用には、やはり「カッター」、
可動部分など、強力に接着したい場合には「ゼリー状瞬間接着剤」、
紙に折り目をつけるための「定規」、
筒状のものを接着する際に、裏から押さえるための「割りばし」を用意しました。

 なお、紙を「谷折り」にするには「定規」を、印刷面の表から当て、
また「山折り」にするには、裏から当てて、
反対側から軽く押さえるようにすると、うまく折れます。

 きれいな折り目をつけられるかどうかで、完成後の出来がちがってきます。

 より「素晴らしい折り目」をつけたい方は、もちろん、さらに丁寧な方法で折り目をつけてもよいでしょう。


2・「台座」組み立て(所要時間40分)


「台座」部分(組立シート1&2を使用。このページの写真では左端)の組み立ては簡単で、
「型紙」通りに切り抜いて、完成写真を見ながら、ノリで接着するだけ。

 これからの作業の肩ならしのつもりで、気軽に取りかかりましょう。

 ただし私の場合は、気軽にやりすぎて、ノリが「のりしろ」から、はみ出してしまい、
印刷面が少し汚れてしまいました。

(プリンタによる印刷面は、少しでもノリがつくと
拭いてもキレイにならないのだという、良い教訓になりました。
みなさんも気をつけてくださいね)


3・「翼」の組み立て


ア 「翼骨」(所要時間1時間)


 4本の「翼骨(太)」と、6本の「翼骨(細)」(シート4。写真右上)の組み立ては
本当に単調で、退屈な作業でした。

 気の短い人なら、ほとんどこの段階で、作業を投げ出してしまうのではないでしょうか。

 このペーパークラフトを設計した人は、なぜ、こんなに退屈な仕事を
作業の最初の段階に持ってきたのか、不思議でしかたがありません。

 しかも完成後は、ほとんど見えなくなるので、まじめに作る必要はないかも。
 適当に手を抜いて作りましょう。


 4本の「翼骨(太)」(写真右中段)は、どうしても作らないわけにはいきませんが、
6本の「翼骨(細)」(写真右上段)のうちの4本は、見えない部分に組み込まれてしまうので、
2本だけ作って、あとは「つま楊枝」等で代用することをおすすめします。


イ 「骨留」(所要時間30分)


「骨留」(シート4)は、型紙通りに切り抜くと
両端に「フタ」を接着すべき部分が残らないので、
写真右下のように、自分で「のりしろ」を確保しながら、型紙から切り抜くとよいでしょう。


 なお、筒状の部品の接着には、筒の中に「割りばし」を入れ、
内と外から接着部分をはさんで、押さえるようにノリ付けしていくと、簡単です。


ウ 「翼」の組み立て(所要時間30分)


 これまでの地味な作業とはうってかわって
「翼」全体の組み立ては、ダイナミックで、何となく楽しい作業でした。


 なお、「シート5」の「翼」部品(写真中央)には、
真ん中に「切り込み」を入れろ、との指示がありますが、
特に入れなくても大丈夫でした。

 あとは「シート4」の説明写真を見ながら組み立てていくわけですが、
「骨留」や「翼骨の交差部分」は、特に接着する必要はありません。

 また「翼面」は、全体に「赤茶色」っぽい方が上面、
「黄色」っぽい方が、下面になるようです(多分)。


 次回 は、「ボディ」と「ボディ内部」の組み立ての予定です。


*今回の教訓:「翼骨」は真面目に作るな!
*今回の所要時間:2時間40分(総計約3時間20分)
*今回の経費:0円(総計2260円)