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前回 に続いて、今回は南仏・モンテリマールの「ヌガー」のお話です。


「ヌガー・モンテリマール」の作り方を、簡単に説明すると、
泡立てた卵白に、熱したラベンダー蜂蜜や
アーモンドやピスタチオや水アメを混ぜ、型で固めたものとのこと。

その他、ノワゼット(へーゼルナッツ)や、乾燥フルーツがはいる場合もあります。


これだけを書いてても、一体、本当に美味しいのか、まずいのか
見当も付きませんよね(笑)!

いや、本当にこれが人を虜(とりこ)にさせる魔法のお菓子なんです。


ナッツのカリカリした触感がもう絶妙で、
見た目どおりの甘さではありますが、
ラベンダー蜂蜜の気品ある香りのせいで、嫌味がなくて、バクバク行っちゃえます(恐)。

卵白の部分はしっとりサクサク・・・
とにかく、これを食べると「あ~、卵白ってこんなに美味しいんだあ・・・」って
感嘆の声をあげたくなっちゃいます。

生きてて良かった・・・なんて。


興味のある方は、「カルフール」というフランス系大型スーパーをのぞいてみてくださいネ。

そこには「ヌガー・モンテリマール」と書かれたお菓子袋が並んでいるはずです。

以前、行ったことのある「丸ビル」の「サンス・エ・サヴール」
(南仏モンペリエの三ツ星レストラン「ル・ジャルダン・デ・サンス」の双子のオーナーシェフ、
ジャック&ローラン・プルセルさんの提携レストランです)の
締めのデザートにも登場していました。


その他、最近ではそこココのケーキ店でも
自家製の「ヌガー・モンテリマール」を置いているようなので、
もし見つけたら食べてみてくださいネ。

きっとこの味にハマるはず! 請け合いです。
(ただ、甘いものが苦手な方は、要注意ですヨ。)


一方「ヌガー・グラッセ」(写真)の方ですが、
「ヌガー」を「グラス(=アイスクリーム)」状にしたデザートで、
これまた絶品のお味です!


こちらは、最近では日本中のフレンチ・レストランで提供されているようなので、
食べた方も少なくないはず。


これは、生クリームなどで作られた濃厚なアイスクリームに
砕いた状態のヌガー・モンテリマールが混ぜてあるような感じです。

冷たくて、とってもクリーミーなヌガー・アイスクリームを食べるたびに
ナッツのカリカリとした食感がやってきて、
たまらなく、クセになるお味。

中でも、やっぱり卵白の美味しさが際立ってますよ!


とにかく、まだの方は、ぜひお急ぎくださいね!