イメージ 1

今回は、前回 に続いて、モンペリエの「フラン」編です。


まず、基本になる「フラン・ナチュール」のお味ですが、
ほとんど卵とミルクとバニラの味しかしない、
本当にシンプルで「おふくろの味」のような懐かしい感じです。

んー、まさにプリンのような。
初めてなんだけど、なんだか幼い頃、食べたような・・・
そんな不思議な感覚に襲われます。

素朴だけど、でもそこがなんとも美味しい!
飽きのこない、まさに究極のお菓子ではないかと・・・。

触感はというと、小麦粉が入っているだけに
カスタードクリームよりも、プルンッと固く、チュルルンッと弾け、
それでいて口に含むとトローッととろけて来る。


フラン好きの私のために、送ってもらった
「フランの素(フランスのスーパーで購入可能)」なる箱には
材料としてコーンスターチ的なものが書かれているので、
不思議な触感はそこに隠されているのかもしれません。


ただし、焼き立てもあり、冷やしたものもあり、
はたまた、店によって味や触感の違いも大いにあるので、
機会があれば、ぜひいろいろと食べくらべてみて下さいネ!

そして、本命の「フラン・ア・ラ・ノア・ド・ココ」
(アラ=~風味。ノア・ド・ココ=ココナッツ)ですが、
上の写真とは少し形態が異なります。

残念ながら、全く同じ種類の写真が見つからなくて、ごめんなさい。
想像していただけると有り難いのですが・・・


ベースのフラン・ナチュールの上に、大量のココナッツ・ファイン
(すりおろした細切りココナッツ=ノア・ド・ココ・ラペ)が振り注がれたタルトです。

下はクッキー生地では無く、パイ生地だったと思います。

私はモンペリエにこだわって、行くたびに必ず食べていたのですが、
ハッキリ言って、どこのポールでも売ってると思います(笑)


最近でも「売ってるのを見た」という情報が届いているので
ポールの定番として、まだ存在するとは思うのですが・・・どうなんでしょう。。。


あー、こう書いていたら、また食べたくなって来ちゃいました。
またいつか、きっと南仏に行かなくっちゃ!ですネ。