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最近、子供たちがプラモデルを作らなくなった、という話を時々聞きます。


コツコツと自分で組み立てて
乾くのを辛抱強く待ちながら、色を塗り重ねていくよりも、
最初から色が塗られていて
しかも良くできているオモチャを買った方が楽だ、という気持ちは
十分にわかります。

しかし、子供の頃にプラモデルを組み立てたときの楽しさを
大人になってから思い出して、
なぜか妙にプラモデルを作ってみたくなった経験は
みなさんには、ないでしょうか。


そんな「かつての子供たち」にお薦めなのが
今日、取り上げる「バンプレスト」の
「マルサン・ミニプラモデル・コレクション」

第一弾は「ゴジラ」シリーズで、
写真の「ウルトラ」シリーズはその第二弾にあたるものです。


「マルサン・プラモデル」独特の造形だけではなく
外箱や説明書まで忠実に再現した
その心意気は、まさに尊敬に値するものでしょう。

(写真の「ウルトラホーク1号」の付属シールなどは
当時の印刷ミスまで再現してしまうという、凝りようです)


しかもこの商品、なんとすでに彩色!がほどこされているので、
忙しいお父さんも、ただ部品を切り取って組み立てるだけで
「塗装済み品」を手にすることができるという優れモノ。


唯一の欠点は、「ブラインドボックス形式」での販売のため
「はずれ」を引くと「無彩色版」が出てしまうこと。

写真右奥に見えるのが、「ウルトラマン」の「成型色版」ですが、
本物なら何十万円もする「お宝プラモ」の精巧なミニチュアが
わずか500円で手に入ったのだと思えば、
それほど悔しくないかも?しれません。