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今回ご紹介するのは
1999年にタカラから発売された
「キングワルダー2世」です。


平成の新「変身サイボーグ」シリーズのひとつである
「サイボーグ99」の敵役として販売され、
設定では、かつての「キングワルダー1世」の
息子ということになっていました。

当初は、写真の「ワルダージェネル(紫)」のほか、
「マグマ(赤)」「エビル(青)」「シャドル(黒)」が
販売される予定だったようですが、
残念ながら、売れ行きが伸びず
「青」と「黒」は発売されないままに終わってしまいました。


ヒジやヒザは二重関節で、可動範囲も広く、
タカラ伝統の「マグネモ・ジョイント」も採用された
意欲的な商品だったのですが、
やはり人気が出なかったのは
そのあまりにもマッチョな体型が
かつてのサイボーグやワルダーのイメージとは
かけ離れたものだったせいなのでしょう。


なお、画像左側の手に装着された「ストレスガン」
(ちょっと「ベルセルク」風)は、
「この銃で撃たれると
心の中にある悩みや悲しみが無限に増幅され
1週間以内に自殺に追い込まれる」という
世にも恐ろしい武器だそうなので、
くれぐれも撃たれないように気をつけましょう。