『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
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2005年05月

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 科特隊やウルトラ警備隊員のことばかり取り上げて、肝心のウルトラマンはどうなったんだ、という声が聞こえてきそうなので、今回は「ウルトラマン」について。

 と言っても、いまさらウルトラマンについて説明する必要はないでしょうから、ここでは「ウルトラマン人形」について書いてみます。

 「ウルトラマン」のおもちゃは放映当初から数え切れないくらい作られてきましたが、このブログのテーマである「12インチ・アクションフィギュア」という点で印象深いのは、やはり「変身サイボーグ」の「ウルトラマン・変身セット」ではないでしょうか。

 「変身サイボーグ」シリーズが発売されたのは「帰ってきたウルトラマン」の放映時期で、すでに「ウルトラマン」は何年か前の作品になっていました。
 しかし「帰ってきたウルトラマン」を手に入れたら、次は「マン」「セブン」と欲しくなるのが子供の心理。
 そして、そんな子供心につけこむ(?)かのように作られたのが「ウルトラマン・変身セット」ということになるのでしょう。

 けれど当時の子供は、いまほど甘くは育てられていませんでした。
 すでに「帰ってきたウルトラマン」を持っているのに、さらに「マン」「セブン」、ましてや「ゾフィー」まで買ってもらえたのは、ごく一部の「お坊っちゃん」だけであったにちがいありません。


 そんなこんなで、子供の頃、欲しかった「ウルトラマン人形」を買ってもらえずに悔しい思いをした、かつての少年たちに向けて、平成の時代に発売されたのが、バンダイ「ウルトラの星計画」の一点である「ウルトラマンCタイプ」(写真)。

 「ウルトラの星計画」は、バンダイと海洋堂、それに雑誌ホビー・ジャパンが共同で企画しただけに、高水準の造形だけではなく、目やカラータイマーが光り、また点滅するというギミックまで盛り込まれた、贅沢なフィギュア・シリーズでした。

 ただ、その贅沢さが仇(あだ)となって、価格が上がり、そのために売れ行きがいまひとつだったのか(それともバンダイと海洋堂とがしっくり行かなかったのか)、「ティガ」「マン」と来て当然、次は「セブン」を期待していたファンの希望は結局、かなえられることなく、第2弾まででシリーズは終了してしまうことになったのでした。

 フィギュアとして見れば、もちろんこの「ウルトラマンCタイプ」は、かなりの水準に達しています。

 素体が「ティガ」用に開発された細身のものであるために、胴や腕まわりが若干ダブつき気味であることや、スーツのビニール生地と塗料との相性が悪く、銀色の塗装がすぐに剥がれてきてしまうことなどの問題点がないわけではありませんが、それはむしろ贅沢な悩み。

 イベント等で限定で販売された「ウルトラマンBタイプ」とくらべてみても、この「Cタイプ」の方が、ずっと良い「顔」をしていますよ。
(マスクが左右非対称であるのが、ほんの少しだけ、気にはなりますが・・・)

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 「ウルトラシリーズ」最初のヒロインと言えば、やはり桜井浩子さん。

 「ウルトラQ」ではカメラマンの江戸川由利子を演じていますが、やはりウルトラ世代の人たちにとっては「ウルトラマン」の「フジ・アキコ隊員」の印象が強いのではないでしょうか。
 彼女の存在なくしては、現在まで続く「特撮ヒロイン」の伝統はおそらくなかったことでしょう。

 しかも、桜井さんは円谷プロに所属しているだけに、その後、しばしば円谷関連の特撮番組にも出演しているほか、最近では「ウルトラマン青春記」「ウルトラマン創世記」といった「ウルトラシリーズ」開始当時を振り返った貴重なドキュメントも出版されています。
 また昨日、取り上げた黒部進さんとともに、「ウルトラマン」シリーズの最新作にも出演される予定とか。

 まさに桜井さんは、ウルトラシリーズをつなぐ女性(ひと)と言っても過言ではないでしょう。


 ということで、今回紹介するのは、タカラ「クールガール」シリーズの一点「フジ・アキコ隊員」。

 先日取り上げた「アンヌ隊員」と同じく、顔はクールガール・シリーズを意識したものとなっていますが、「フジ隊員」の特徴と「クールガール風味」とが、むしろ「アンヌ隊員」の場合よりも、好い具合に溶け合っているような気がします。

 欠点と言えば、放っておくと、人形の髪の毛(ドールヘア)がどんどん広がって、寝起きのときの爆発ヘアのようになってしまうこと。
 しかしその点は、ヘルメットをかぶらせれば、十分にカバーできるでしょう。

 なお写真右側は、メディコムRAH「ハヤタ隊員」のボディに、同じくメディコムの「立花藤兵衛」フィギュアのヘッドを乗せてみたもの。
 ちょっと体型がスマートすぎるかもしれませんが、何となくムラマツ・キャップっぽく見えるのではないでしょうか。

 ただし頭が大きすぎて、ヘルメットはかぶれないので、要注意です。

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 「ウルトラセブン」については自慢話まで書いてしまったので、今日は話題を変えて、「ウルトラマン」について。

 「ウルトラマン」は、言うまでもなく、すべての「ウルトラマン・シリーズ」の原型となったテレビシリーズでした。
(「ウルトラ・シリーズ」ということで言えば、その前に「ウルトラQ」がありましたが)

 怪獣対巨大超人の格闘、超人に変身する等身大の主人公、科学の粋を集めた地球防衛隊と魅力あるメカニック、画面を彩るヒロインの防衛隊員、といった現在まで受け継がれている多くの要素は、すべて、この「ウルトラマン」によって確立されたといっても過言ではありません。


 放送開始直後から、そんな「ウルトラマン」は大変な人気を集め、ウルトラマンや怪獣など、たくさんのおもちゃが発売されることになりました。

 主人公である「ハヤタ隊員」の人形も、もちろんその中には含まれていましたが、それらはソフトビニール(ソフビ)製の人形が中心であって、私がおもに集めている「12インチ・アクションフィギュア」となると、近年まで、良いものはなかなか作られてはきませんでした。
 「変身サイボーグ」シリーズにも、「セブン」や「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」の隊員服はラインナップされていたのですが、残念ながら「ウルトラマン」の「科特隊」隊員服は含まれてはいなかったのです。


 ところが最近になって、ウルトラシリーズの「元祖ヒーロー」とでも呼ぶべき「ハヤタ隊員」が、相次いで商品化されることになりました。

 ひとつは「モロボシ・ダン」フィギュアを発売して話題を呼んだ、ファイブスター・トイの「ハヤタ隊員」。
 そしてもうひとつは、メディコム・トイの「RAHシリーズ」の一点としての「ハヤタ」でした。

 ほぼ同じ時期に商品化が発表されただけに、どちらを購入するか大いに悩んだのですが、結局、顔が実物により近かった(顔の似方は80点)メディコムのもの(写真)を選んでしまったという次第。
 ファイブスターの方は小物が充実している上に、初回版には青い「科特隊ブレザー」までついていたのですが、やはり「人形は顔が命」なので。

 それにしても、あの「青いブレザー」だけでも譲ってくれる人は、誰かいないものでしょうか。

 ちなみに、ハヤタを演じた黒部進さんの娘である吉本多香美さんが、「ウルトラマン・ティガ」のヒロイン・レナ隊員を演じることになったのは有名なお話。
 なお黒部さんは、次のウルトラシリーズ「ウルトラマン・マックス」にも出演の御予定だとか。

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 このところ、ダンとアンヌについて取り上げてきたので、今回は「ウルトラセブン」にまつわる、ささやかな自慢話を書かせてください。

 いまから何年か前、バンダイから「ウルトラセブン」トレーディングカードが発売されました。

 トレーディングカードというのは、「ポケモン」や「遊戯王」カードのように、絵柄の違う数枚のカードが小さなビニールの袋(パックという)にはいって売られていて、ファンはそのパックを買い足しながら、数十~数百種類のカードを少しずつ揃えていくという仕組みになっています。

 パックの中にどんなカードがはいっているのかは、買って、袋を開けてみるまでわかりませんから、珍しいカードが出れば喜び、すでに持っているカードばかりだとガックリするという、何となくギャンブルにも似た喜怒哀楽を味わわせてくれる商品と言ってもよいかもしれません。
(ただし、1パック300円くらいで売られているカードの原価は、おそらく10円か20円といったところでしょうから、実にうまい商売を考え出したものです。)


 しかし、まぎれもない「ウルトラ」世代である私は、「ウルトラセブン・カード」が発売されると、もちろん何パックかを買い求めてしまいました。

 そして、買ったパックを一日ひと袋ずつ開封していくのを楽しんでいた、そんなある日、なにげなく開いたパックから出てきたのは「ダン&アンヌ・Wサインカード」(写真中央)。

 それは、ダン役の森次晃嗣さんと、アンヌ役のひし見ゆり子さんの直筆サインがダブルではいった、大変なお宝カード(多分)ではありませんか。

 普段は、それほどクジ運の良い方ではない私も、その時ばかりは運命の神様に深く感謝したものでした。


 しかし、その後の私が、いまひとつクジ運に恵まれないのは、もしかするとその瞬間に、一生のクジ運のすべてを使い果たしてしまったせいなのかもしれません。
 それが良かったのか、悪かったのかは、多分、運命の女神だけが知っているのでしょう。

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「ウルトラQ」に始まる「ウルトラ」シリーズには、多くのヒロインが登場しました。

 それぞれの世代にそれぞれの「ウルトラマン」がいるように、それぞれの人にとって思い出深い「ウルトラ・ヒロイン」がいるのは、おそらく当然のことでしょう。

(これにくらべると、「ライダー・ヒロイン」と言われても、あまりピンとこないのは何故でしょうか)

 そして、そんなウルトラ・ヒロインの中でも、現在に至るまで最も高い人気を誇っているのは、間違いなく「ウルトラセブン」に登場した「友里アンヌ隊員」でしょう。


 その人気を反映して、アンヌ隊員はこれまでに何度も商品化されてきました。

 写真にうつっているのはタカラから「クールガール」シリーズの一点として発売された「アンヌ隊員」。
 隊員服の色や髪の長さから考えると、「ウルトラセブン」シリーズ後半のアンヌをイメージした商品かもしれません。

 クールガール・シリーズの一点だけあって、付属品や衣装も十分に満足のいく出来ですが、最もうれしかったのは、大手玩具会社の製品であるため、これまでに発売された他の12インチ・アンヌ・フィギュアよりも価格の設定が低めであったこと。
 おかげで彼女は、我が家にやってきた最初のアンヌ人形となったのでした。

 少しだけ気に入らないことといえば、人形の顔が、クールガールというシリーズを意識しすぎたものになっていること。もう少し実際のアンヌに近い表情を再現してくれれば、言うことはなかったのですが。


 なお写真右側は、ファイブスター・トイの「モロボシ・ダン」フィギュア私服バージョン。

 最近、メディコム「RAH」シリーズの「モロボシ・ダン」の商品写真が公開されましたが、そちらはもう少しほっそりとして、精悍な印象の顔つきでした。

(それにしても、RAH「ウルトラセブン」の封入チケット申し込み商品は、なぜ「ダン」と「ニセウルトラセブン」なのでしょうか。
 どうせなら「ニセウルトラセブン」ではなく、「キリヤマ隊長」や「ウインダム」など、この先、商品化されそうにないキャラクターがよかったのですが。。。でも、それだと、誰も買わないか・・・)

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 今回のテーマは「12インチ・フィギュア」ではありませんが、番外編ということでご容赦ください。

 バンダイの「S.I.C.」は、今では発売とともに売り切れてしまう大人気シリーズになりましたが、開始当初はけっしてメジャーな存在ではありませんでした。
 初めのうちはよく商品が売れ残っていて、ワゴンセールのカゴの中などにも入れられていましたし、ホビーショップでも快く予約を引き受けてくれたものでした。

 しかしそんな「SIC」が、現在のように、出荷と同時に店頭から消えてしまうような人気シリーズとなったのは、ちょうど「仮面ライダー・クウガ」が発売された頃からのことでしょうか。

 なぜ急にそうした現象が起きるようになったのかは定かではありませんが、それ以前と同様に、のんびりと玩具店に出かけていって、新商品が売り切れていると知らされたときの驚きは、このシリーズのファンだった人なら、おそらく誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

 それ以降、「SIC」の異常ともいえる人気は、現在に至るまで続いているのですが、ここで話は、同じバンダイの「MOVIE REALIZATION」シリーズに移ります。


 「MOVIE REALIZATION」は、2004年に「SIC」と同じスタッフによって生み出された、「SIC」の別ラインとも言うべきシリーズです。

 このシリーズでは、原型師からパッケージに至るまで、ほとんど「SIC」そのままと言ってもよい商品群がラインナップされているのですが、不思議なことにこちらの方は、まるで初期の「SIC」を見るかのように、売れ残りが多いようにも見受けられます。

 ふたつのシリーズの違いはと言えば、取り上げているキャラクターと、シリーズ名に「SIC」がつくかどうかくらいのものですし、「MOVIE・・・」の方には人気キャラクターである「デビルマン」もはいっているのですから、本当に不思議としか言いようがありません。(こうした現象を見ると、やはり日本人は「ブランド名」に弱い国民だ、という結論にたどり着いてしまうのでしょうか。)

 ちなみに写真は「MOVIE・・・」シリーズの最新作「幻魔大戦・サイボーグ戦士ベガ」。

 たしかにちょっとマイナーなキャラクターではありますが、製品の出来は結構いいですよ。

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 最近は「変身サイボーグ」の話題が続いたので、今日はファイブスター・トイの「モロボシ・ダン」12インチ・フィギュアについて書いてみます。

 モロボシ・ダンといえばもちろん、ウルトラヒーローの中でも一、二の人気を誇る「ウルトラセブン」の地球上での姿。

 ウルトラ警備隊の制服に身を包んだ「ダン」人形は、装備といい、コスチュームといい、表情といい (顔の似方は95点)、ほとんど文句のつけようのない出来です。
 しかも初回出荷版には、「ウルトラセブン」第1話でダンが着用していた「黄色いジャンパー」や「青いジーンズ」などの私服も付属していて、購入者の「着せ替え心」まで十分に満たしてくれるという優れものでした。

 あえて難点を挙げるとすれば値段がかなり高めだったことですが、良い品質のものをコツコツと売るファイブスター・トイの商品であれば、その価格も何とか納得できる範囲内のもの。
 まさにファイブスターの最高傑作と言ってもよい逸品ではないでしょうか。

(なお、本商品の好評にこたえて、その後、隊員服の布地を「グレー」から「ライトブルー」に変えた「最終話バージョン」も販売されました。)


 ファイブスターからは近年、「科特隊・ハヤタ隊員」や、変身後の「ウルトラセブン」フィギュアも発売になっているのですが、「ハヤタ」の方は顔があまり似ていなかったため、「セブン」の方は体型が少々太りぎみであったために、購入を見送ってしまいました。
(でも、「ハヤタ隊員」の初回版に付属していた、科特隊制服の「青いスーツ」はちょっと魅力的でした。)


 なお「モロボシ・ダン」フィギュアは今後、メディコム・トイ「RAH」シリーズからも、限定品として発売予定があるようですが、一体どんな出来になるのでしょうか。

 また同じ「ウルトラ警備隊」では、アンヌ隊員がこれまでに何度か商品化されていますが、タカラの「クールガール」シリーズの「アンヌ隊員」については、いつかこのブログでも書いてみたいと思っています。

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 「ガンメタ」が本当はどんな色なのか、みなさんはご存知でしょうか?

 復刻版の「変身サイボーグ」には、内部メカが「金」「銀」色のものと、人形が「スモークブラック」(メカは銀色)のものとがありました。
 しかし意外に知られていないのが、トイズドリーム限定版の「マジンガーZ変身セット」に付属していた、内部メカが「ガンメタル」色のサイボーグなのではないでしょうか。

 しかし「ガンメタル」版(写真上右)といっても、「銀色」版(写真上左)との違いはかなり微妙で、遠目にはほとんど差がないようにも見えます。

 近づいてみると、「ガンメタ」(写真下右)の方がわずかにメカ表面のつやが少なく、くもった感じなのに対して、「銀」(写真下左)の方はピカピカの鏡面仕上げであることがわかりますが、そう言われてみなければ、ほとんど気がつかないのではないでしょうか。


 実は、我が家の復刻版「サイボーグ」や「ワルダー」達のほとんどは、一度タカラの「お客様相談室」に送られたのち、表面が溶けない素材になって戻ってきています。

 この「ガンメタ」版もその時、一緒にタカラに送ったのですが、最初はタカラの担当者にさえ「銀色」版と間違われて、我が家には「銀色」のサイボーグが返送されてきてしまいました。

 その後、事情を説明して、何とか「ガンメタ」版を返送してもらえることになったのですが、この版は限定生産品のために再生産が行なわれず、結局、胴体は旧製品のまま、両腕と腰から下だけが新素材に交換されて戻ってくることになったのでした。

 復刻版サイボーグは、人形とコスチューム素材との相性のせいで「環境には優しいが、保存には厳しい」という評判を呼んでしまいました。
 しかし、交換のためのやり取りの際も、お客様相談室の対応は実に素晴らしいもので、かえってこの会社のことを応援したくなってしまいました。(そんな私は、お人好しすぎ?)

 合併を経たタカラが、これからどんな方向に進んでいくのかはわかりませんが、たとえそれほど儲からなくとも、サイボーグ&ワルダーの復刻計画だけは、このまま終わらせないでもらいたいものです。

 それにしても、「ガンメタ」って結局、何色なのでしょうか?

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 タカラの「変身サイボーグ」は、70年代前半に育った子供達を夢中にさせた大ヒット玩具シリーズでした。

 さすがに70年代半ばになるとその人気は衰えてしまいますが、「サイボーグ」に始まるタカラのSF精神は、『ミクロマン』や『トランスフォーマー』など、現在まで長く続く男児玩具シリーズの中に脈々と受け継がれることになりました。

 そして、そんな「変身サイボーグ」の人気が一段落した頃、後継シリーズとして発売されたのが「アンドロイドA」。
 しかし、やはり柳の下にドジョウは二匹いなかったのか、こちらの方は「サイボーグ」ほどの人気を得ることのないまま、販売が終了してしまいます。

 ところで、日本から遠く離れたヨーロッパで、まったく新しいおもちゃが産声を上げたのは、極東の島国で「サイボーグ」シリーズに静かにピリオドが打たれた、まさにその頃のことでした。

 それは、俗に「MUTON」シリーズと呼ばれる、イギリス版「変身サイボーグ」「キングワルダー(MUTON)」、そして「アンドロイド」の人形達。

 デニス・フィッシャー社から発売されたこのシリーズでは、「アンドロイド」が正義の側ではなく、悪の一員として扱われるなどの設定の違いも見られますが、何と言っても日本版と大きく異なっていたのは、それぞれの人形が「変身サイボーグ(12インチ)」サイズではなく、ふたまわりほど小さな「少年サイボーグ」サイズであったこと。

 写真は、海を越えてはるばる日本までやって来た「イギリス版アンドロイド」が、本家「変身サイボーグ」と並んでいる(または、見下ろされている)ところ。

 東の地・香港で作られた「アンドロイド」が、西の彼方・イギリスでひとりの子供の手に渡り、何十年かを経たのち、生まれ故郷ともいうべき日本に戻ってくる。
 そんな彼の遥かな旅路を考えただけでも、なんとなくロマンを感じないでしょうか。

 どうか我が家が、この「アンドロイド」にとって安住の地となりますように。
 そして彼が、二度と遠い土地に行ってしまいませんように。

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 先日は「柳生十兵衛」のことを書いたので、今日は「木枯し紋次郎」アクションフィギュアを紹介します。

 「紋次郎」人形は、時代劇フィギュアのエキスパートとも言うべきアルフレックス社(『七人の侍』フィギュアが有名)から発売されただけあって、身につけている衣装や小物の出来が抜群です。
 「ふんどし」からはじまって「かっぱ」や「財布」にいたるまで、当時の渡世人(とせいにん)の装束・道具をそのまま6分の1に縮小した形で、紋次郎は身につけているのです。

 唯一の欠点は、人形の関節が柔らかすぎて、立っていてもすぐに倒れてしまうこと。
 ただし見方を変えれば、「あぐら」がかけるほど柔軟な関節構造の人形とも言えるわけで、このあたりは好き嫌いの問題かもしれません。

 ちなみにテレビで紋次郎を演じたのは、いまは政治家・作家として活躍する中村敦夫氏。
 人形の顔の似具合は85点といったところでしょうか。

 なお、このブログ記事のタイトル 「あっしには、関わりのねえことで・・・」 は、劇中での紋次郎の有名なセリフ。
 大ヒットしたこのドラマの紋次郎をまねて、当時の子どもは口にくわえたツマヨウジを飛ばし、よく親に叱られたものでした。

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