『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
『変身サイボーグ記念館』 ホームページと連動しています。

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2006年02月

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このところ
少しマイナーな話題が続いたので、
今回は多分、誰もが知っている
「AKIRA」について。


それまでは、大変な画力を持つ
マンガ家として知られていた大友克洋の名を
アニメーション監督として一躍世界に広めたのが
「AKIRA」という作品でした。

この映画は
大友にとってだけではなく、
日本のアニメーションにとっても
まさに画期的な作品であり、
この「AKIRA」によって
現在まで続く日本アニメブームの第一歩が
踏み出されたと言っても良いかもしれません。


その結果、日本だけではなく
海外でも、マクファーレン社をはじめ
いろいろなメーカーから
「AKIRA」グッズが出されることになりましたが、
そんな中で、今日ご紹介するのは
香港製(メーカー不明)の
「金田」12インチ・フィギュア。

この人形は
合皮(本革?)製の革ジャンやブーツなど
それなりに良くできているのですが、
海外製品のご多分にもれず
顔がいまひとつ似ていないので、
70点くらいの採点としておきたいと思います。

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『変身サイボーグ記念館』 ホームページを、いろいろ更新しました。


新しく追加した記事については
同ホームページの 「更新情報」 のコーナーをご覧ください。


ところで、「変身サイボーグ」シリーズが終結してから
約10年の後、
1984年になってタカラが展開した
ミリタリーフィギュアシリーズ 「コンバットジョー」 では、
「サイボーグ」のボディー用金型が
流用されることになりました。

つまり「コンバットジョー」の人形は
「変身サイボーグ」の素体を
肌色成型したものだったのです。


もともと「変身サイボーグ」は
「ニューGIジョー」から生まれたシリーズだったわけですから、
「コンバットジョー」は
「変身サイボーグ」の息子であるとともに、
「GIジョー」の歴史をも受け継ぐ
正統なミリタリーシリーズであったとも言えるのです。


なお、このシリーズでは、アメリカ軍とドイツ軍の
兵士や装備、武器などが様々な形態で販売されることになりました。

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1960年代から、アメリカで
ミリタリーフィギュア「GIジョー」シリーズを展開していた
ハスブロー社と提携したタカラは、
まず1970年に
「GIジョー」の輸入販売を開始します。

そして1971年
日本市場に向けて新たに開発されたのが
「ニューGIジョー」シリーズでした。

その中心商品は
やはり兵士たちの人形や装備でしたが、
画像からもおわかりのとおり、
この「ニューGIジョー」の素体は透明化されて
翌1972年
「変身サイボーグ」人形へと
生まれ変わっていくことになったのでした。

https://livedoor.blogimg.jp/henshin_cyborg/imgs/f/6/f62d4a7a.jpg


「ウルトラ」シリーズ 特集
























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90年代もそろそろ終わりに近づき
人々から「変身サイボーグ」の記憶が薄れかけていた1997年に
突然、登場したのが
写真の「獅子王ガイ」人形でした。

これは当時、放映されていた
「勇者王ガオガイガー」というアニメーション番組の
関連玩具のひとつとして
タカラから発売されたものでしたが、
その外箱には「DX変身サイボーグ」の文字。

そして、ガイの胸に燦然と輝いていたのは
「変身サイボーグ」の象徴とも言うべき
あの「サイクロンマーク」だったのでした。


「ガオガイガー」という番組自体は、
かつてのサイボーグ・ファンには
当時、それほど馴染みのあるものではありませんでしたが、
この後に続く、平成版「変身サイボーグ」フィギュアシリーズの
さきがけとなったという意味で、
現在では、この番組名を知らないサイボーグ・ファンは
いないと言っても良いかもしれません。

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