『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
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2006年10月

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「ブラックジャック」といえば
日本人なら、誰もが一度は読んだことがあるほどの
手塚治虫の超有名マンガです。

「Dr コトー」や「ブラックジャックによろしく」など
多くの医療マンガの先駆けであるばかりでなく、
いま読んでも、まったく古さを感じさせない
その面白さには、舌を巻くほかありません。


そして「ブラックジャック」のもっとも凄いところは
そのほとんどが読みきり短編であったこと。


この作品は「少年チャンピオン」に
週刊連載されたのですが、
毎週毎週、まったく新しいストーリーを生み出しながら
似たエピソードがほとんどなかったという事実からも
手塚治虫の驚異的な想像力を推し量ることができるでしょう。

連載開始時の手塚は、ヒット作に恵まれず
スランプに近い状態だったとのことですが、
この作品と「三つ目がとおる」によって
見事に復活を遂げ、
少年マンガの最前線に返り咲いたことは
みなさんご存知のとおりです。


ということで、今日ご紹介するのは
メディコムRAHシリーズより
「ブラックジャック」と「Dr キリコ」

ブラックジャックの方は
8頭身で、マンガ版よりもかなりカッコよく、
一方のキリコは、頬がゲッソリこけて
マンガ版よりも、さらに「悪役顔」になっています。

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「シルバー仮面」は
「仮面ライダー」や「帰ってきたウルトラマン」と同じ
1971年に放映された、特撮ヒーロー番組でした。

しかも裏番組は、なんと「ミラーマン」

この頃は、ヒーロー番組好きの少年にとっては
まさに夢のような時代だったのです。


「シルバー仮面」の出演者は
柴俊夫、篠田三郎、池田駿介、岸田森ら。

脚本には、佐々木守、上原正三、市川森一らが名を連ね、
演出の実相寺昭雄や山際永三に
デザインの池谷仙克、造型の高山良策ら
そうそうたるメンバーが加わって、
今日では、ヒーロー番組の枠を超えた
重厚な人間ドラマとしても、高い評価を受けています。


しかし、こうした評価を受けるようになったのは
ずいぶん後になってからのこと。

当時の子どもたちには
役者の口元が露出したシルバー仮面のデザインや、
普通の建物の中で展開される地味なアクションシーンは
まったく人気のないものでした。


その結果、視聴率が伸び悩んだのか、
シルバー仮面が、途中からデザインを一新されて
ウルトラマンのような「巨大ヒーロー」に変わってしまったのも
無理のないところだったのかもしれません。


ということで、写真は
マーミットの「スーパー・アクション・ヒーローズ」シリーズより
「シルバー仮面・ブルータイツ版」

独特の「口元」の感じも、うまく再現されていて
かなり良い出来なのではないでしょうか。

中の「素体」も
可動範囲こそ狭いものの、
タイツをはかせると、うまく筋肉が表現されて
かなりかっこいい造りです。


同シリーズからは
「シルバー仮面ジャイアント」も発売されたのですが、
他の商品も含めて、取り上げるヒーローがマイナーすぎたのか、
いつのまにか、シリーズそのものが終わってしまったのは
かなり残念なところでした。

https://livedoor.blogimg.jp/henshin_cyborg/imgs/0/e/0ef2c2c1.jpg


メディコムトイ 「RAH」 小特集














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今回は、みなさんご存知の
「SIC 匠魂」 シリーズについてです。


この「匠魂」シリーズは
バンダイが有名造型師を使って
石ノ森=東映ヒーローをフィギュア化している「SIC」シリーズの
いわばミニチュア版として、発展してきました。

「パーフェクトキカイダー」(全身が青のキカイダー)や
「ガッタイダー」(ハカイダー4人衆が合体した姿)など、
「SIC」でも商品化されていないフィギュアが
500円前後で入手できるという意味で、
この「匠魂」は、お金も置き場所もない
貧乏コレクターにとっては
ありがたいシリーズだと言えるでしょう。

ただし、最近はさすがに「ネタ切れ」してきたのか、
商品ラインナップに
初期の頃のような魅力がなくなってきたのも、また事実です。


「SIC」シリーズも
石ノ森=東映ヒーロー以外のキャラクターを商品化するために
「MOVIE REALIZATION」という別シリーズを立ち上げたように、
この「匠魂」シリーズにも
そろそろ石ノ森以外のキャラクターを
取り入れてはくれないものでしょうか。

「SICテイスト」の
ウルトラ怪獣やゲッターロボ、バロム1など
みなさんも見てみたくはありませんか?

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長い間、お休みしていましたが
いつのまにか10月になりましたので
また、ぼちぼち記事の更新を
再開したいと思います。


ほとんど更新されないブログにもかかわらず
これまで立ち寄っていただいた方、
本当にありがとうございました。


ということで、再開第一弾は
バンダイのキャンディトイ
「ライダーマスクコレクション」シリーズです。


「仮面ライダー」シリーズのマスクが
6分の1スケールで再現されたこのシリーズは、
その完成度と、種類の多さ、
そして凶悪とも呼ぶべき「揃えにくさ」によって
パート2から火がつくことになりました。

私もパート2になってから手を出したのですが、
ひとつ手に入れると、また別のマスクがほしくなる、
それでも、まったく店には見つからず、
あっても同じ種類ばかり、という食玩アリ地獄に
たちまちハマってしまったことは、言うまでもありません。


上の写真は、「ライダー THE FIRST」1号のマスクを
メディコムのRAH「旧1号ライダー」フィギュアに
付けてみたもの。

「肩当て」や「ヒザ当て」は
ミリタリーフィギュアからの流用ですが、
カスタムにぴったりの「6分の1」スケールであるところが
改造ファンの心をくすぐるポイントなのかもしれません。


「台座」の部分は各マスク共通なので
調子に乗って、いろいろなマスクを付け替えてみたところ、
結構イケたのが「カブト」と「ナイト」
笑ってしまうほど、似合わなかったのが「ゾルダ」と「V3」という
結果になりました。

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