『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
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カテゴリ: サイボーグ

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今回は、久々に「変身サイボーグ」シリーズのご紹介です。


画像左側が、今から30年とすこし前、
番組放映当時に販売されていた
「変身サイボーグ」の変身セット「仮面ライダーX」です。

画像右側は、現在の商品
(メディコムRAHシリーズ)ですが、
同じ12インチのフィギュアでも
時代が変われば、ずいぶんと印象は違うものです。


ただし「サイボーグ」の変身セットは
当時としては大変に優れた造型レベルの商品であり、
その頃は、ここまで実物に近いオモチャは
まったくといってよいほど
存在しなかったのでした。

(当時、主流だったオモチャのテイストは
マルサンやブルマァク製の
「ソフビ怪獣」を思い出してもらえれば
わかるのではないでしょうか)

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「変身サイボーグ記念館」
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ところで、上の画像の「サイボーグジャガー」は
「変身サイボーグ」シリーズの
最後期にあたる1974年に発売されたアイテムでした。

四本足の特徴的なフォルムと
透明ボディ+メッキメカのクールな印象とがあいまって、
この「ジャガー」は、かつてないほどに
斬新な玩具となったのでした。


ボディカラーは後期の「変身サイボーグ」や
「少年サイボーグ」と同じく、
「金」「銀」「青」の3色。

もちろん「変身セット」や「武器セット」など
多くの装備アイテムも発売されましたが、
テレビやゲームのキャラクターとは無関係の
こうした玩具がシリーズ展開されたのですから、
思えば、良い時代だったものです。

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前回に続き
マイナーな話題になって申し訳ありませんが、
今回、取りあげるのは
「SCF タカラSFランド2」(全14種)


シリーズ前作の「タカラSFランド1」が
「変身サイボーグ」中心のラインナップだったのに対して、
この「2」は「ミクロマン」編と銘打たれていました。


ただし「サイボーグ」ファンである私にとって
この第2弾は、前シリーズにくらべると
正直なところ、かなり魅力に乏しい内容だったと
言わなければなりません。

前作同様、ひと箱580円のわりに
滅法ショボい「ミニ・ミクロマン」&「アクロイヤー」や、
あまりにマッチョな「サイボーグ」フィギュアなど、
商品の出来に「??」を感じた
購入者も多かったのではないでしょうか。


あえて、このシリーズ中で
出来の良かったアイテムを個人的に挙げるとすれば、
当時品の雰囲気が忠実に再現された
「デビルマン変身人形」(写真・右手前)ということになるでしょうか。

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2001年に、タカラから販売された
トレーディング・フィギュア・シリーズ
「SCF タカラSFランド」(全14種)。


これは「変身サイボーグ」や「キングワルダー」などが
ミニサイズで再現された、
「タカラSF玩具」ファンにとっては
感涙もののシリーズで、
内臓や頭部メカも再現されるなど、
小サイズながら、なかなかの出来でした。

ただし、武器付きのレア・フィギュア
(上写真では、左端の「青ワルダー」と「灰サイボーグ」)の
混入率は、凶悪なまでに低く、
ようやく全種をそろえることができたのは
発売から数年がたってからのことでした。


しかも、ひと箱580円で
豆粒のような「ミニ・ミクロマン」(しかも4種もあり!)が出てきたときには
タカラの「悪徳商法」(?)を呪った人も
多かったにちがいありません。

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ところで写真は、「新ミクロマン」のボディを利用して作った
「ミクロ・キングワルダー怪人軍団」です。

改造には、タカラから数年前に発売された
「タカラSFランド」「マイクロン」等の
ミニフィギュアのパーツを利用したので、
やや頭が大きすぎたり、腕が短すぎたりする点については
なにとぞ、ご容赦ください。

ただし、左端の「サタンキング」のみ、
以前にもこのページで紹介した
「VxFxCx」というディーラーさんの
ガレージキット(?)を、そのまま使っています。

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以前、このブログで
「変身サイボーグ・クリアカスタム版」
ご紹介しましたが、
今回は「サイボーグ」カスタム第2弾ということで
「クリームホワイト・サイボーグ」(自称) です。


変身サイボーグの「メカ」部分の
成型色(「銀メッキ」の下のプラスチックの色)で最も多いのは
おそらく前回紹介した「透明色」ですが、
2番目に多いのが
この「白」なのではないでしょうか。

今回は、メカ部分に塗られた「銀メッキ」や
「塗料」を落とすのは
それほど大変ではありませんでしたが、
その過程で、漂白剤に長く漬けすぎたせいか
全体が薄っすらと黄ばんでしまい、
その黄ばみを落とす方が
けっこう面倒でした。


このほかにも、いくつか
カスタム版の「サイボーグ」を作ってみたので、
それらはまたご紹介したいと思います。

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今回は、連休中の工作・第2弾の
「ミクロ・変身サイボーグ」のご紹介です。

「ミクロマン」のクリア素体と、
数年前に販売された「タカラSFランド」という
ミニフィギュアシリーズの「変身サイボーグ」のパーツとを
組み合わせて作ってみました。


サイボーグの頭部は
比較的簡単に組みこめたのですが、
内臓メカを入れるために
ミクロマン素体の胸の内部をくり抜く作業が
結構な力仕事でした。

電動工具を持っていないので
手作業でまる一日かかってしまったわりには
胸の透明度が低く、
結局、内部メカがあまり見えないところが
いまひとつ…な結果かもしれません。


ちなみに、写真右側は
ミクロマンにミニ・キングワルダーの頭を乗せただけの
超簡単カスタム「ミクロ・ワルダー」です。

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ところで、ゴールデンウィークの休みを利用して作ってみたのが
写真の「変身サイボーグ・クリアカスタム」です。

ジャンク品の「変身サイボーグ」の
頭部と内臓メカを取り出し、
台所用漂白剤と塗料剥離剤を使って
表面の銀メッキや塗装を落とし、
「クリア・サイボーグ」に組み直したものです。

と書くと、かなり簡単そうなのですが、
塗料をきれいに落とすのが結構大変で
予想以上に時間と手間が
かかってしまいました。

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前回の記事では、
「キングワルダー2世」は
タカラ伝統の「マグネモジョイント」を採用している
と書きました。


マグネモジョイントとは
「磁石」と「鉄球」を組み合わせて
可動させる関節構造のことですが、
このジョイントは
マグネロボ(「鋼鉄ジーグ」が有名)やミクロマンなど
数多くのタカラ玩具に採用されてきました。


そして、せっかくワルダーに
「マグネモジョイント」が付いているのだからと、
近所の中古玩具店で買ってきたのが
上の写真の「マグネロボ」(ミクロマンシリーズ)でした。

(当時は、ミクロマンシリーズの人気が底辺にあった頃で
未開封でも300円くらいだったと思います。)


マグネモジョイントの利点は
パーツの分解や組み合わせが自由なところ。

そこで、早速この「マグネロボ」を利用して
作ってみたのが、
下の「フルアーマード・キングワルダー」


これは一番お手軽なカスタム例ですが、
マグネモジョイントには
鉄製品なら何でも付くので、
ワルダーの肩や背中から
ナイフやフォークを生やしてみるのも
面白いかもしれません。

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今回ご紹介するのは
1999年にタカラから発売された
「キングワルダー2世」です。


平成の新「変身サイボーグ」シリーズのひとつである
「サイボーグ99」の敵役として販売され、
設定では、かつての「キングワルダー1世」の
息子ということになっていました。

当初は、写真の「ワルダージェネル(紫)」のほか、
「マグマ(赤)」「エビル(青)」「シャドル(黒)」が
販売される予定だったようですが、
残念ながら、売れ行きが伸びず
「青」と「黒」は発売されないままに終わってしまいました。


ヒジやヒザは二重関節で、可動範囲も広く、
タカラ伝統の「マグネモ・ジョイント」も採用された
意欲的な商品だったのですが、
やはり人気が出なかったのは
そのあまりにもマッチョな体型が
かつてのサイボーグやワルダーのイメージとは
かけ離れたものだったせいなのでしょう。


なお、画像左側の手に装着された「ストレスガン」
(ちょっと「ベルセルク」風)は、
「この銃で撃たれると
心の中にある悩みや悲しみが無限に増幅され
1週間以内に自殺に追い込まれる」という
世にも恐ろしい武器だそうなので、
くれぐれも撃たれないように気をつけましょう。

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