『変身サイボーグ記念館』 ブログ

このブログは、タカラの「変身サイボーグ」シリーズを中心に、12インチのアクションフィギュアを紹介する
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カテゴリ: サイボーグ

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ところで、「変身サイボーグ」シリーズが終結してから
約10年の後、
1984年になってタカラが展開した
ミリタリーフィギュアシリーズ 「コンバットジョー」 では、
「サイボーグ」のボディー用金型が
流用されることになりました。

つまり「コンバットジョー」の人形は
「変身サイボーグ」の素体を
肌色成型したものだったのです。


もともと「変身サイボーグ」は
「ニューGIジョー」から生まれたシリーズだったわけですから、
「コンバットジョー」は
「変身サイボーグ」の息子であるとともに、
「GIジョー」の歴史をも受け継ぐ
正統なミリタリーシリーズであったとも言えるのです。


なお、このシリーズでは、アメリカ軍とドイツ軍の
兵士や装備、武器などが様々な形態で販売されることになりました。

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1960年代から、アメリカで
ミリタリーフィギュア「GIジョー」シリーズを展開していた
ハスブロー社と提携したタカラは、
まず1970年に
「GIジョー」の輸入販売を開始します。

そして1971年
日本市場に向けて新たに開発されたのが
「ニューGIジョー」シリーズでした。

その中心商品は
やはり兵士たちの人形や装備でしたが、
画像からもおわかりのとおり、
この「ニューGIジョー」の素体は透明化されて
翌1972年
「変身サイボーグ」人形へと
生まれ変わっていくことになったのでした。

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90年代もそろそろ終わりに近づき
人々から「変身サイボーグ」の記憶が薄れかけていた1997年に
突然、登場したのが
写真の「獅子王ガイ」人形でした。

これは当時、放映されていた
「勇者王ガオガイガー」というアニメーション番組の
関連玩具のひとつとして
タカラから発売されたものでしたが、
その外箱には「DX変身サイボーグ」の文字。

そして、ガイの胸に燦然と輝いていたのは
「変身サイボーグ」の象徴とも言うべき
あの「サイクロンマーク」だったのでした。


「ガオガイガー」という番組自体は、
かつてのサイボーグ・ファンには
当時、それほど馴染みのあるものではありませんでしたが、
この後に続く、平成版「変身サイボーグ」フィギュアシリーズの
さきがけとなったという意味で、
現在では、この番組名を知らないサイボーグ・ファンは
いないと言っても良いかもしれません。

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ところで、前回ご紹介した
メディコムトイの 「シャークマン」 の敵役に当たるのが
この 「サイクロビラン」

「変身サイボーグ」や「キングワルダー」の「怪人」テイスト満載の人形で、
「胸アーマー」などは
ワルダーの「ドクロキング」を思わせるものですが、
「一つ目」の顔や、足に「ひづめ」があるところから考えると
ハリーハウゼンの映画に出てきた「サイクロプス」が
モデルになっているようです。


なお、なかなか更新しない
不活発なブログにもかかわらず、
今年一年、訪問していただいたみなさん
コメントを下さった方々、
本当にありがとうございました。

来年が、みなさんにとって良い年であることを
心からお祈りいたします。

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今回、ご紹介するのは
メディコムトイの 「レトロアクションヒローズ」 シリーズより
「シャークマン」


リアル志向の 「リアルアクションヒーローズ」 とは違い、
「レトロ・・・」シリーズは
「変身サイボーグ」や「キングワルダー」の
「超人・怪人セット」のレトロテイストを
再現したものとなっています。


パーツの構成などは
まさに 「サイボーグ&ワルダー怪人」 そのもので、
顔の造りも
サメのはずなのに、正面から見ると
なぜかナマズっぽく(マヌケな悪役っぽく)見えるあたりなど、
70年代のテイストを十分に漂わせたものとも言えるでしょう。

設定では、この「シャークマン」は善玉の側
一つ目怪人(?)モチーフの「サイクロビラン」は悪玉の側となっているので、
機会があれば、また「サイクロビラン」の方も
紹介してみたいと思います。

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画像は、先日行った
トイフェスティバルで購入した
12インチフィギュア用のアウトフィット「ドクロックス」

タカラの「キングワルダー」に着用させることを
想定したものだと思いますが、
昔の「ワルダー怪人」の雰囲気が出ていて、なかなかいい感じです。

顔にドクロが3つあるところなどは
「デビルマン」のゼノンや
ダンテ『神曲』の悪魔王ルシファー風でもあります。

この商品は「スカルトイズ」という
新しいディーラーさんの製品で、
ホームページで調べたところでは
この商品はまだプロトタイプとのこと。

今後、彩色版が発売されるのかどうかはわかりませんが、
「サイボーグ」精神を受け継いだ新製品が作られるのは
とにかく、うれしいことです。

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ところで、ミクロマン用の 「サタンキング」 コスチューム(写真下)を入手したので
さっそく 「平成版ミクロマン」
(写真上。正確には 「アクロイヤーX」)を購入してきました。

最近のミクロマンは
身長が10センチ弱しかないことが信じられないくらい
本当に良く動きます。


ただし、あまりにも体格が「マッチョ」すぎて
肝心のサタンキングのパーツが、うまくはまらずに、
せっかくの「クリア・ボディ」を削らなければならなかったのは
少々ガッカリ。

しかも、昔のミクロマンに比べると
身長がかなり大きく、
「ロボットマン」 のコックピットにも乗せられずに
またガックリといった一日でした。

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現代の子供には
そういった気持ちはないのかもしれませんが、
昔の子供たちには
「アタッシュケース」への強い憧れがありました。

映画の「007」シリーズを引き合いに出すまでもなく
「アタッシュケース」には、カッコよくて秘密めいた
「大人」の雰囲気があふれていたのです。


そして、子供たちのそんな想いを反映したのが
変身サイボーグ用の「秘密基地」とも言うべき
この「サイボーグステーション CX-1」

アタッシュケースを開くと
現れる銀色の内部メカ・・・
そして、手術室の照明を思わせるような
「ライト点灯&回転」ギミックなど
遊び心?の満載されたアイテムでした。

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久しぶりに 『変身サイボーグ記念館』 ホームページを
更新しました。


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ちなみに、写真は
「キングワルダー1世」用の怪人セット「ドクロキング」の、オリジナル台紙。

(子供時代に「サイクロンマーク」をタカラに送るために
一部を切り取ってしまったのが
今となってはちょっと残念です)


なお、この「ドクロキング」は
「変身サイボーグ」シリーズの中でも
いまだに高い人気を保っている
アイテムのひとつではないでしょうか。

復刻版「ワルダー」の「怪人セット」第一弾に選ばれたのも
ある意味では当然かもしれません。


しかも、復刻版の出来が今ひとつだったために
旧版のすばらしさが、あらためて認識されるという結果まで
招くことになってしまったのは
なんとも皮肉なところです。

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今回、取り上げるのは「GIジョー秘密基地」

「変身サイボーグ」シリーズより少し前に
タカラから販売されていた「ニューGIジョー」シリーズの人形用に
作られたものではないかと思います。


下の写真は、その「収納形態」で、
全体を折りたたむと「カバン」状になるのは
のちの「リカちゃんハウス」などのさきがけと言ってもよいでしょう。

なお、思いっきりアメリカンな「GIジョー」人形のための基地なのに、
入り口のドアには
「立入禁止」という日本語の札がかかっていて、
当時の大らかな雰囲気がしのばれます。


また、上の写真は「基地形態」に展開したところ。

スイッチを入れると
中央の円形の窓の中を、「レーダーソナー」が光りながら回ります。

それに合わせて「ピーン、ピーン」というビーコン音が鳴り
箱上部のアンテナがゆっくりと回転、
さらに「レーダー窓」の左右の三色の豆電球が順に点滅するという
当時としては「超ハイテク」なオモチャでした。

しかも、「レーダー窓」下のレバーを押すと
モールス信号と思われる音まで出せるのですが、
いま聞くと、その音は「モールス信号」というよりは
「モーター空回り音」にしか聞こえないのは、まあ、ご愛嬌。


初めは「電池ボックス」まわりが錆びついていて
上手く作動しなかったので、
なんとか裏を開いて、メカ部分を調べてみたのですが、
モーターとギアボックスを組み合わせただけの
案外「ローテク」な機構だったので、ちょっと驚いてしまいました。


なお、イスに座っているのは「GIジョー」ではなく
「正義の味方」シリーズの「MAT隊員」です。

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